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2015年3月12日木曜日

クラウド時代の運用管理基盤「Future Cloud Orchestrator」をリリース!

decopingです。

昨年発表をしました、複数環境の管理、システム運用の自動化を実現する
運用管理基盤として「Future Cloud Orchestrator」を
3月1日無事にリリース、運用サービスの提供を開始しました!

簡単に、「Future Cloud Orchestrator」の機能紹介ですが、
パブリック、プライベート環境を纏めて管理し、システム運用の自動化を行うツールです。


一般的に、一元管理や自動化を行うような高価なパッケージ製品はありますが、
「Future Cloud Orchestrator」は様々なOSSコンポーネントを組合せ、データ統合を行う事で、
安価で、且つ柔軟性のある一元管理、自動化を実現しました!

具体的には、
クラウド管理、自動構築を行う「PrimeCloud Controller」、
システム監視を行う「Zabbix」、
インシデント管理を行う「Redmine」を中心にシステム運用で必要とされる機能を搭載し、
各OSSコンポーネント間を連携するモジュールを開発して実現をしています。

連携方法、搭載しているOSSコンポーネント使い方などは、
今後、発信して行きたいと思います。

最後に、この運用管理基盤「Future Cloud Orchestrator」のメリットとして、
①安い    :OSSを活用したシステムとなり、安価で導入!
②早い    :サーバのデプロイから運用まで自動化し、構築工期の短縮!!
③美味しい  :システム運用上の情報が集約され、運用改善、システム評価の数値化!!!

今後の発展として、更なる機能強化と集約されたデータ活用による予知、予測機能など高度な分析機能の実装を視野に入れて、考え中・・・。

では!

2015年2月16日月曜日

PrimeCloud Controller / OSS MeetUpに参加!

decopingです。

先月、複数のクラウド環境を一元的に管理が出来る「PrimeCloud Controller」という
オープンソースのコミュニティイベントに参加した時の内容です。


当日、コミュニティイベントでお話した内容としては、、、

IaaSのクラウドサービスが一般的になった今日この頃、
用途別にプライベート、パブリックを使い分け賢く使おう!

という事を行う企業が増えてきており、

例えば、
 基幹的な業務や、コストメリットが伴わない均一のリソースを要するシステムはプライベート
 バッチ処理や大量データの分析などリソースが流動的なシステムはパブリック

みたいな感じで、プライベートとパブリックを上手く使いこなそう!、という事ですね。

しかし、システムを運営管理する側としては、
単に環境が増えた、、、という事では管理負担が増すばかり。

しかも、価格競争、サービス競争の混沌としたクラウドサービス競争の真っただ中の今、
近いうちにサービス提供会社の淘汰が進むでしょう。

という事をIDCが予測しています。


そこで、クラウドサービス業者に依存せず、且つ管理を楽チンにする方法として、
PrimeCloud Controller」を中心に、様々なOSSコンポーネントを組合せ、
それぞれを連携し、自動化する事が、これからのクラウド管理には必要ですね。

という事で、「PrimeCloud Controller」や「Zabbix」などを組み合わせて、
連携、自動化を行った構成として「Future Cloud Orchestrator」をアピってみました。


また、コミュニティ活動として「PrimeCloud Controller」と連携する
Zabbix」のバージョンアップ対応も行い、現在マージ中・・・。
PrimeCloud Controller」の次回バージョンアップ時に適用予定です!!

このように、商用製品に頼らずとも品質の高いツール群を組合せる事で、
荒波のようなクラウドサービスの過渡期を乗り越える事が出来ます。

それには、オープンであり、連携がし易い、
幹のように「PrimeCloud Controller」が大きく育ち、エコなシステムが循環出来ればと願っています。

では!

で、参考元はガートナーさん
http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS25350114

2015年2月9日月曜日

2014年第4四半期、クラウドサービスシェア。Synergy Research Group調べ

decopingです。

米国の調査会社「Synergy Research Group」が2014年第4四半期のクラウドサービスシェアを発表しました。

1位は相変わらず、AWS(Amazonクラウド)で他を引き離す約30%、
2位はマイクロソフトで約10%
3位はIBMで約7%
となっています。

確かにAWSのシェアは他と比べて大きいですが、それでも市場の3割程度なのですね。
トップ3を合計でクラウドサービスシェアの約半数、やはりVMWareは偉大!?という事でしょうか。
fig

また、1年間の成長率を見るとマイクロソフトが96%、Googleが81%と共に堅調の成長率!

ガートナー曰く、クラウドコンピューティング自体は幻滅期とは言ってますが、
これからが淘汰の嵐でしょうか、、、まだまだ熱いですね。
では!

で、参考元はPublickeyさん、ガートナーさん
http://www.publickey1.jp/blog/15/20143amazon28501096synergy_research_group.html
http://www.gartner.co.jp/press/html/pr20140903-01.html

2015年2月2日月曜日

主なクラウドサービスのダウンタイム調査

decopingです。

クラウドサービスのダウンタイムなどを調査している会社「CloudHarmony」が
過去1年の主なクラウドサービスの稼働状態を公開しています。
fig

CloudHarmonyとサーバのモニタリングサービスを提供しているPanoptaの協力によって、
モニタリングエージェントを通じて60秒ごとに情報を収集し、稼働状況を表示しているようです。
・・・RSSに流れる情報から推測、、、では無いのですね。

では、AWS、Microsoft Azureのクラウドサービスのダウンタイムはどの程度か?
世界の主要なクラウドサービス AWS、Microsoft Azure、Google Cloud Platformに加え、
日本のクラウド事業者からは、GMO Cloud(US)、IDC Frontierがありました。

AWSの項目をみると
CDNのCloudFrontとDNSサービスのRoute 53はダウンタイムがゼロ、
IaaSサービスのEC2とバケットストレージサービスのS3が15分から20分程度の
ダウンタイムがあったことを表示されています。


では、Microsoft Azureの項目は、
CDNのAzure CDNはダウンタイムがゼロですが、
バケットストレージサービスのAzure Object Storageが50分程度、
IaaSサービスのAzure Virtual Machinesに至っては3.3時間のダウンタイムを表示されています。


これは昨年発生したストレージ関連の障害が影響しているのでしょう。

なお、日本のクラウド事業者としてのIDCフロンティアは
ダウンタイムがゼロ!



では!

で、参考元はPublickeyさん
http://www.publickey1.jp/blog/15/1_awsazure_cloud_harmony.html

2015年1月13日火曜日

Jaspersoft StudioをWindowsに導入する時の注意点

decopingです。

Jaspersoft Reportというオープンソース帳票出力ツールを使う事があり、
帳票のレイアウト設計を行う、Jaspersoft Studioを導入してみました。

Jaspersoft Studioは商用ツールと遜色のない機能を搭載していますが、
32bit版 Windowsにインストールした所、起動できない事があったので、
メモとして対処法を記載。

まずは、Jaspersoft Studioの32bit Windows版のシステム要件ですが、
Java1.6以降が導入されている事、だそうです。



で、実際にインストールして起動した所、、、











う、うごかない!


調べてみたら、32bit Windows版固有の問題らしく、
Jaspersoft Studioで使用するJVMのメモリ値を修正する必要があるので、
早速修正してみる。

修正箇所は、Jaspersoft Studio.iniの中のJVMの設定を修正、
# 13行目の-Xmx1024mを-Xmx256mに変更し保存

















修正したら、無事に起動しました\(^o^)/

ちなみに、Eclipseプライグイン版のJaspersoft Studioは確認してないです。

JasperReport、海外では結構実績はあるみたいだけど、
国内実績が少ない。

機能的には作り込みも出来そうだし、結構有用だと思うんだけどなー。
しかも、オープンソースなので商用と比べて費用も抑えられるし。

今後、コミュニティーに参加してみようかな。

ではでは。