decopingです。
Oracle Database 11gリリース2(11.2)から、Real Application Clusters(RAC)環境にも、
JDBC(thin)接続が出来るようになりましたので、設定メモを記述します。
通常の単一インスタンスのデータベースへ接続する場合のJDBC設定とでは、
OracleRACを利用する場合のJDBCドライバの設定は若干異なります。
以下の構成を例に説明していきます。
Server_Name ORACLE_SID ORACLE_Service_Name
----------- ---------- -------------------
Server_A db_name_A db_name
Server_B db_name_B db_name
この時に、APサーバーのJDBCデータソースに設定するURLは、
以下のようになります。
※実際には1行で記述します。
jdbc:oracle:thin:@(
DESCRIPTION=
(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=Server_A)(PORT=1521))
(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=Server_B)(PORT=1521))
(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=db_name))
)
また、それぞれのJDBCデータソースで、下記のように、サーバー毎にサーバー情報の順番を変えるようにします。
<AP_Server_1>
jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=Server_A)...
<AP_Server_2>
jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=Server_B)...
このような記述にする理由は、DBサーバへの接続に偏りが無くし、バランスよく振り分けを行うためです。
では!
参考もと:
Oracle RAC接続方法
2015年3月15日日曜日
2015年3月12日木曜日
クラウド時代の運用管理基盤「Future Cloud Orchestrator」をリリース!
decopingです。
昨年発表をしました、複数環境の管理、システム運用の自動化を実現する
運用管理基盤として「Future Cloud Orchestrator」を
3月1日無事にリリース、運用サービスの提供を開始しました!
簡単に、「Future Cloud Orchestrator」の機能紹介ですが、
パブリック、プライベート環境を纏めて管理し、システム運用の自動化を行うツールです。
一般的に、一元管理や自動化を行うような高価なパッケージ製品はありますが、
「Future Cloud Orchestrator」は様々なOSSコンポーネントを組合せ、データ統合を行う事で、
安価で、且つ柔軟性のある一元管理、自動化を実現しました!
具体的には、
クラウド管理、自動構築を行う「PrimeCloud Controller」、
システム監視を行う「Zabbix」、
インシデント管理を行う「Redmine」を中心にシステム運用で必要とされる機能を搭載し、
各OSSコンポーネント間を連携するモジュールを開発して実現をしています。
連携方法、搭載しているOSSコンポーネント使い方などは、
今後、発信して行きたいと思います。
最後に、この運用管理基盤「Future Cloud Orchestrator」のメリットとして、
①安い :OSSを活用したシステムとなり、安価で導入!
②早い :サーバのデプロイから運用まで自動化し、構築工期の短縮!!
③美味しい :システム運用上の情報が集約され、運用改善、システム評価の数値化!!!
今後の発展として、更なる機能強化と集約されたデータ活用による予知、予測機能など高度な分析機能の実装を視野に入れて、考え中・・・。
では!
昨年発表をしました、複数環境の管理、システム運用の自動化を実現する
運用管理基盤として「Future Cloud Orchestrator」を
3月1日無事にリリース、運用サービスの提供を開始しました!
簡単に、「Future Cloud Orchestrator」の機能紹介ですが、
パブリック、プライベート環境を纏めて管理し、システム運用の自動化を行うツールです。
一般的に、一元管理や自動化を行うような高価なパッケージ製品はありますが、
「Future Cloud Orchestrator」は様々なOSSコンポーネントを組合せ、データ統合を行う事で、
安価で、且つ柔軟性のある一元管理、自動化を実現しました!
具体的には、
クラウド管理、自動構築を行う「PrimeCloud Controller」、
システム監視を行う「Zabbix」、
インシデント管理を行う「Redmine」を中心にシステム運用で必要とされる機能を搭載し、
各OSSコンポーネント間を連携するモジュールを開発して実現をしています。
連携方法、搭載しているOSSコンポーネント使い方などは、
今後、発信して行きたいと思います。
最後に、この運用管理基盤「Future Cloud Orchestrator」のメリットとして、
①安い :OSSを活用したシステムとなり、安価で導入!
②早い :サーバのデプロイから運用まで自動化し、構築工期の短縮!!
③美味しい :システム運用上の情報が集約され、運用改善、システム評価の数値化!!!
今後の発展として、更なる機能強化と集約されたデータ活用による予知、予測機能など高度な分析機能の実装を視野に入れて、考え中・・・。
では!
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