decopingです。
Oracle Database 11gリリース2(11.2)から、Real Application Clusters(RAC)環境にも、
JDBC(thin)接続が出来るようになりましたので、設定メモを記述します。
通常の単一インスタンスのデータベースへ接続する場合のJDBC設定とでは、
OracleRACを利用する場合のJDBCドライバの設定は若干異なります。
以下の構成を例に説明していきます。
Server_Name ORACLE_SID ORACLE_Service_Name
----------- ---------- -------------------
Server_A db_name_A db_name
Server_B db_name_B db_name
この時に、APサーバーのJDBCデータソースに設定するURLは、
以下のようになります。
※実際には1行で記述します。
jdbc:oracle:thin:@(
DESCRIPTION=
(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=Server_A)(PORT=1521))
(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=Server_B)(PORT=1521))
(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=db_name))
)
また、それぞれのJDBCデータソースで、下記のように、サーバー毎にサーバー情報の順番を変えるようにします。
<AP_Server_1>
jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=Server_A)...
<AP_Server_2>
jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=Server_B)...
このような記述にする理由は、DBサーバへの接続に偏りが無くし、バランスよく振り分けを行うためです。
では!
参考もと:
Oracle RAC接続方法
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