2015年3月15日日曜日

Oracle11g RACを利用する場合のJDBCドライバの設定メモ

decopingです。

Oracle Database 11gリリース2(11.2)から、Real Application Clusters(RAC)環境にも、
JDBC(thin)接続が出来るようになりましたので、設定メモを記述します。

通常の単一インスタンスのデータベースへ接続する場合のJDBC設定とでは、
OracleRACを利用する場合のJDBCドライバの設定は若干異なります。

以下の構成を例に説明していきます。

Server_Name ORACLE_SID ORACLE_Service_Name

----------- ---------- -------------------
Server_A db_name_A db_name
Server_B db_name_B db_name

この時に、APサーバーのJDBCデータソースに設定するURLは、
以下のようになります。

※実際には1行で記述します。

jdbc:oracle:thin:@(
DESCRIPTION=
(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=Server_A)(PORT=1521))
(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=Server_B)(PORT=1521))
(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=db_name))
)

また、それぞれのJDBCデータソースで、下記のように、サーバー毎にサーバー情報の順番を変えるようにします。

<AP_Server_1>
jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=Server_A)...

<AP_Server_2>
jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=Server_B)...

このような記述にする理由は、DBサーバへの接続に偏りが無くし、バランスよく振り分けを行うためです。

では!

参考もと:
Oracle RAC接続方法

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